インドネシアのアリエフさんとの食事会

3 月5日(水)夕6時~夜9時の3時間、インドネシアのアリエフさん、伊藤さん、そして僕の3 人で、新大阪の「がんこ」にて食事会をしました。アリエフさんは日本に12 年間(大学留学6年間、会社就業6年間)住んでいたこともあり、日本語で問題なく意思疎通ができました。食事をしながら、アリエフさんが日本にいたときに受けた恵みについて聞くことができました。彼は留学時、日本でイエス・キリストを信じ、洗礼を受けました。

彼は下宿先の大家でもある大学の教師から勉強を教えてもらったり、奨学金の面で優遇されたりと、多くの日本人から敬意をもって愛され、信頼されていたことがよくわかりました。彼の話は、一貫して「自分が愛されていることへの感謝」の証しでした。その語りを通して、彼の穏やかで誠実な人柄がよく伝わってきました。

インドネシアはイスラム教徒が最も多い国とされていますが、キリスト教徒も増えているそうです。そこに神の強い御手の働きを感じました。一方で、日本は少子化による人口減少が進み、外国人労働者の必要性についての話題も出ました。会話の中で、アリエフさんから「日本人にどのように福音を伝えますか?」と問われ、そのことが今も心に残っています。

アリエフさんは多くの日本人から愛され、信頼されていましたが、その多くはノンクリスチャンでした。僕が感じたのは、「与えられた場に深い意味がある」ということです。もし、一人ひとりが与えられた場で本当に神の愛を伝えることができたなら、日本は大きく変わるのではないかと思いました。なぜなら、その愛のうちに種があり、種はそれ自身のうちに繁殖する力を持っているからです。この出会いを通して、マーケットプレイスミニストリーの重要性を改めて感じました。

大阪チャプタープレジデント 中島真一