「自分の人生への影響!」清水 昭光

クリスチャンになったきっかけ

私は、30年前にイエス・キリストを主と信じました。当時、お付き合いをしていた家内との出会いがきっかけでした。特に強く勧誘されたことはなかったですが、一緒に教会の礼拝に参加するようになり、回りの方々の祈りのおかげでイエス様を受け入れる決心をしました。

教会では一般的に洗礼(バプテスマともいう)を受ける際に信仰告白というイエス様が自分の救い主として信じることを教会員の方々の前で発表するという機会があります。

他の方々の話を聞いていると、劇的に自分の人生に神様が介入してくださり、奇跡的な出来事を体験された話をよく聞きます。(病気が癒されたり、苦難なことから解放されたりなど)

一方、私の場合はというとそのような体験はありませんでした。

ただ、唯一の神であるイエス様のことは信じていたので洗礼を受ける決心をしました。

あえて言うとすれば、私の両親はクリスチャンではありませんが、当時反対されることもなくスムーズに話が進んだことも神様の介入があったと言えるのかもしれません。

クリスチャン生活 その1】

 私は、学校を卒業してからずっと医療・福祉業界に身をおいています。その中で与えられた仕事をこなし、自己スキルを上げるために3回転職をしてキャリアアップを目指してきたので結構仕事に時間を裂いてきたと思います。

 一方、信仰面においては、恥ずかしながらクリスチャンとして特に熱心な活動をしていたわけでもなく、「日曜日には礼拝にいかないといけないな」と自分に言い聞かせて毎週日曜だけは教会に通っているというそんな生活でした。

 あまり、証しと言える出来事もなく、平和ボケをしていた人生だったと感じていますが、家内は「日々の生活が守られて感謝やね」と言っています。そういった環境の中でこれと言った特長の無い人生を過ごしていた自分でしたが、そのような者にも転機が訪れます。

【クリスチャン生活 その2】~気づき~

 ところで、皆さんは、サラリーマンとビジネスマンの違いをご存知でしょうか?

 正確な英語訳からするとちょっと違うのかもしれませんが、日本における解釈としては、次のようになります。

 サラリーマンとは、給与を貰うために働く人、会社の言いなりとなっているだけの没個性的な歯車、くたびれた組織人を指します。

 一方ビジネスマンとは、会社の利益を出すために働く人、積極的に仕事をこなす人、バリバリ仕事が出来る人というイメージで使われます。

以前の私はサラリーマンであって、ビジネスマンには程遠かったように思います。

そんな私が変わるきっかけとなったのが、FGBジャパンの集会に参加したことからでした。

 それまでは、信仰と仕事は別物として考えていましたが、まったく違った視点からの考え方に衝撃を受けたことを今でも覚えています。

 ビジネス、家庭、人格、信仰のバランスを保つことで、全てが神様によって祝福され、回りにも影響を与えていく人物に変えられていくといった内容でした。また知識だけでなく、そのことを実践していくにはどのようにすれば良いか。更には実践することによってどのような結果になったのかの報告がされていました。大変興味深い内容でした。

【クリスチャン生活 その3】~行動~

 それから以降、聖書を毎日読むようになり、主の前に出て祈るようになりました。その後FGBジャパンの正式会員になり、所属する「びわ湖南チャプター」メンバーとの交流には大変励まされています。びわ湖南チャプター主催の集会では、何度か神様からの恵みの話しをする機会が与えられたり、教会でも牧師に代わってメッセージをしたりする場も与えられました。

神様は今まで経験したことのないことを実践させてくださっています。

 また、FGBの活動に参加して以降、色々と自分の仕事面においても変化が現れてきました。

 先程転職を3回したと記しましたが、現在勤務している職場は、私が初めて就職したところで24年ぶりに復帰しました。その職場はキリスト教系の病院で介護施設もあり、私はそこの介護施設に現在所属しています。今までの転職により培ったノウハウを持って、帰ってきたように思います。この転職の話があり、お誘いを受けた時に神様に祈りました。その中で神様は聖書から答えをくださいました。

「呼び求めるわたしに答え、あなたは魂に力を与え、解き放ってくださいました。」

(詩編 138:3)

また、祈りの中で、私のかつての職場経験は、今回の再就職の為の訓練だったのだと素直に受け取ることが出来ました。

 そして神様のご計画にあるこの職場において、ビジネスマンとして最善を尽くす覚悟を持って着任しました。その後色々なところを通されてはいますが、神様の祝福の中で仕事が出来ています。

【クリスチャン生活 その4】~希望~

2020年以降、新型コロナウイルスの蔓延により、私たちの生活が一変し、日々ウイルスの脅威にさらされ、医療・介護の現場でも毎日が感染リスクと隣り合わせで仕事を続けています。そんな中で、神様は私たちに何を教えようとされているのでしょうか?

日々祈りつつ、神様の思いがどこにあるのかを知りたいと願っています。そのことがこれから暮らしていく上で重要なことなのだと思えるからです。

 以前の私なら、神様に対して、愚痴をいうことしか思いつかなかったでしょう。

しかし、今の私には、「人間の想像を遥かに超えた神様の思いがあり、そのことは私たちにとって最善なことに繋がるのだ」と確信しています。今の段階でははっきりとした答えは見えていませんが、「希望は失望に終わることはない」と聖書にも書かれています。FGBの活動を通して、あなたも一緒に神様の祝福を体験してみませんか。心からお勧めします。