「救いから成長へ」島村 啓至
私の父と母は、私が物ごごろついたころから、アルコール中毒でした。
言葉や暴力の虐待をうっけてそだったので、私の心の中には、怒りや憎しみ、
苦しみがいっぱい溢れていました。
高校生になったころ、人を傷つけたり、ものを壊したりして、憂さ晴らしをしていましたが、
しかし、だんだんと、そのような自分の人生がむなしくなってしまい、毎日、毎日、死にたいと考えるようになりました。
そんな時、初めて教会の礼拝に参加しました。
「あなたの罪は十字架で、全部イエスキリストがおってくださって処分してくださった。
そのままの姿で、祈ってイエス様の御名を呼び、祈りなさい」
とと言われ、生まれて初めて真剣に乗りました。
すると心の中から、喜びがあふれてきて、あんなに苦しかった死にたいという思いが消えてなくなってしまいました。
その喜びは家に帰ってからも続きました。
家で聖書を読んでみると、私と同じような体験をした人々の話が、聖書に書いてるではありませんか。
私はその日から、聖書を読み、イエス・キリストに祈り、教会に通う生活を始めました。
それから40年以上経過していますが、人生の入りいろな浮き沈みや、苦しみの中にあっても、
心の奥深くに、その喜びがいつもあふれています。
主イエス・キリストの御名をほめたたえます。
クリスチャンとして歩む中で、2005年にFGBと出会いました。
FGBの中には、いろいろな教派や教会から、社会の実生活の現場で働いているクリスチャンの兄弟姉妹方との楽しく、有意義なフェローシップがあります。
その中で、実生活の現場で働くクリスチャンにしか聞けない話しや証しを聞けたり、互いに励まし合い、祈り合い、教え合い、研ぎ合うことができます!
箴言 27:17 鉄は鉄によって研がれ、人はその友によって研がれる。
このみ言葉の通り、FGBのフェローシップ、交わり、コイノニアの中でこそ、研がれ、成長する部分が自分の中には、ずいぶんありました。
「仕事と信仰の関係」
「実生活での歩みと教会での歩み」
「クリスチャンとして、自分の仕事をどう考え、どう選び、どのように毎日、取り組んでいくべきか」等々
数え上げればきりがありませんが、ぜひ皆さん、FGBの集まりに参加して、実際に体験してみてください。
実生活の現場で働くクリスチャンとして、あなたと同じ悩みを抱えながらも、その中で神の愛を現わし、人々にイエス・キリストのすばらしさを伝えている方々と共に、励まし合い、祈り合い、助け合い、分かち会うことによって、あなたの人生はより豊かな力強いものになります!